洗顔フォーム、どれを選べばいいの?
の第4回目になります!
前回は、お肌に良いのは固形石鹸が一番。
それは、苛性ソーダと油脂(脂肪酸)を反応させて作った純石鹸と
呼ばれるものは、
洗浄力が高く
泡切れが良く
泡立ちも良い
そして、実は、お肌への刺激も少ない
から。
というお話でしたね。
でも、固形石鹸だと、
「固形石鹸で肌を洗ったら、ガビガビになりそう・・・」
「刺激が強くて、肌荒れしそう・・・」
といった悪いイメージがある方って、少なくありません。
だから、弱酸性で、洗い上がりがつっぱらずしっとりする洗顔フォームを
愛用している。
という方、とても多いと思います。
ではまず、弱酸性って本当にお肌にいいのでしょうか?
「お肌は弱酸性だから、弱酸性で洗えばお肌にマイルドなのでは?」
残念ながら、そうとも言い切れません。
まず、汚れは酸性。
弱酸性で洗っても、あまり落ちません。
逆に弱アルカリ性で洗えば、キレイさっぱり!
また、実はお肌は中和機能に優れ、10分もすると
弱アルカリ性に傾いたお肌も、弱酸性に戻ります。
その後すぐに化粧水などを使えば、化粧水は弱酸性のものが多いので、
さらに早く元の弱アルカリ性に戻るんです。
だから、そこは全然問題なしなのです !(^^)!
洗顔料で最も大切なことは、日中の汚れと古い角質を
キレイに落とすこと。
汚れ自体が、酸化しお肌を傷め老化を促進するだけでなく、
その後に使うものの効果まで落としてしまいます。
・・・財布にも、悪影響ですね。
ただ、長年、弱酸性に慣れきっていたお肌の方が、
一念発起して固形石鹸を使うと、
最初、びっくりするほどつっぱりまくることがあります。
それは、中和する皮脂が出る機能が衰えてしまっているから。
(それはそれで問題ですが)
でも、大丈夫(*^^)b
1~2週間もすると、お肌が適応してツッパリ感も落ち着きます。
それにしても、人の体ってすごい適応能力!
不要なことはできなくさせる(しなくなる)ことで、
無駄を省く!
おお、なんという合理性・・・
でも、そうはいっても、中和できないのは、 お肌には良くないので
弱アルカリ性の洗顔料を使って、中和させる皮脂を出せるようになりましょうね。
そうなると、お肌トラブルも減り、ドンドンキレイなお肌になってきますから。
次も、もう少し、洗顔フォームの目からウロコ情報をご案内しますね。
ではまた!